半島を出よ (上)
| ここまではまった本は初めてかもしれない。。 本来なら上下巻読み終えてからレビューすべきなのだろうけれど、上巻だけようやく読み終えて、いろんなことを書きたくてうずうずしている。 最初、おもしろそうじゃない(ごめんなさい・・)タイトルに、変なカエル(ほんとにごめんなさい・・)の絵が入った表紙に、絶対自分的には読まない本だと思った。 けれど、会社の後輩に進められるままに、読み始めると、これがまたすごい。。。 読み出したらやめられなくない魅力がある。 東京出張の新幹線で寝る時間も惜しんで、ずっと読み続けた。 物語の設定は近未来の日本。 本当に起こり得るリアルさにどんどん引き込まれる。 それにしても、この本の作者はすごい。 日本経済、政府の組織、北朝鮮の内部事情、武器の種類など、内部事情というか、情報収集力がすばらしいというか、良くぞここまで書けるなと感心する。 北朝鮮の兵士の手刀の鍛え方って、そんな背景があったのか・・・とか、手榴弾を投げ込まれたとき、逃げる時間がなければ自分からかぶさっていって仲間を助けるのか・・・とか、いろんなことを知って驚く。 舞台が福岡ドームの界隈ってことも、私自身は住んだことがないから良くわかってないけれど、多分実名の地名や、雰囲気は住んでいる人にはほんとにリアルに伝わってるのだろうな・・。 企業名も実名。NTTデータ、朝日新聞社、GAPなど、架空の社名を使っていないところがますます引き込まれる。 登場する人物も異常に多いけれど、それぞれの人のこれでもかと言わんばかりの生い立ちまで細かく設定されているので感情が入る。。 あとは独特の物事をたとえる表現。 例えば、徐々にTシャツを着る北朝鮮兵が増えていったことを、「お茶に落としたミルクが広がるように」って表現されている。 いろんな場面で、聞きなれないその表現の仕方がやっぱり的を得ていて、それも引き込まれる要素の一つになる。。 ストーリーについては、下巻を読み終えてからゆっくりレビューさせてもらいます。。 絶対、読んで損はしない本です!! |
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